リバーシの規則は少ないのに、つまずきは同じ場所に集まります。空きならどこでも打てるわけではなく、返す方向は 1 本とは限りません。盤が埋まる前に終わることもあります。以下は、合法手・返し・パス・終局を、1 手ごとの確認順で説明します。読み終わったら AI 対局を開き、点のついたマスを探し、直線上の挟みをたどってください。

盤と開局の 4 石

盤は 8×8 です。開局では中央 4 マスがすでに置かれています。d4 と e5 が白、e4 と d5 が黒です。黒が先手です。以後は空きマスへ新しい石を置くだけで、置いた石を別のマスへ動かすことはできません。挟まれた石だけが返ります。

オセロという名前もよく聞きます。リバーシは 19 世紀末からあり、当初は中央 4 石を双方が好きに並べていました。オセロは 1970 年代に日本で定着した形で、中央を交差に固定します。今日の大会と本サイトは、この固定開局で打ちます。ルールはほぼ同じです。オセロは商標なので、本サイトの製品名はリバーシです。

盤の上の文字が列、左の数字が行です。d3 は d 列と 3 行の交点です。座標を暗記しなくても打てます。再生で一手を指すときだけ役立ちます。

黒の初手を一緒に打つ:d3

開局の黒には 4 か所の合法手があります。d3、c4、f5、e6 です。盤は点で示します。ここでは d3 を選びます。ほかの 3 点も合法です。

打つ前:d3 に点があります。d3 から下を見ると d4 白、d5 黒で、閉じられる挟み線ができます。
打ったあと:d3 に黒を置き、d3 と d5 のあいだの d4 白が黒へ返ります。次は白の番です。
  1. まず空きであることを確かめる。d3 には石がありませんでした。
  2. 8 方向を見る。下へ進むと、先に d4 の白、その次に d5 の黒があります。
  3. 「相手の石の先に自分の石」で線が閉じる。だから d3 は合法手です。
  4. 閉じた線のあいだの相手石だけ返す。ここでは d4 です。ほかの方向は閉じていないので触れません。

d4 が返る理由が分かれば、ルールの核はつかめます。盤が複雑になっても、やることは同じです。打ったマスから 8 方向を順に見ます。

合法手の条件

選んだ空きマスから 8 方向を見ます。横 2、縦 2、斜め 4 です。ある方向で、先に相手の石が 1 枚以上続き、その先に自分の石があれば、その線は挟まれています。あいだの相手石はすべて返ります。

どの線も挟めない空きマスは、合法手ではありません。本サイトは打てるマスに点を付けます。点のないマスには置けません。

1 手で挟み線を確かめる

あなたが黒で、ある横線が左から「これから打つ空き、白、白、黒」だとします。空きに黒を置くと、2 枚の白は新しい黒と元の黒に挟まれ、どちらも黒へ返ります。末端にその黒がなければ線は閉じず、その方向では打てません。

1 手で複数の線が同時に閉じることがあります。いちばん目立つ横線だけ見ないで、縦と二つの斜めも見てください。条件を満たした方向は、まとめて返ります。

打つ前:c3 から右は d3 白、e3 黒。下は c4 白、c5 黒。右下は d4 白、e5 黒。3 本とも閉じます。
打ったあと:横・縦・斜めの 3 本が同時に返り、d3・c4・d4 の白が黒になります。

パスが必要なとき

自分の番で合法な空きが一つもなければ、パスして相手に回します。相手に手が残っていれば対局は続きます。相手も手がなければ終わりです。合法手があるときに、わざとパスすることはできません。

終局の数え方

双方とも打てなくなったら、盤上の黒と白を数えます。多いほうが勝ち、同じなら引き分けです。空きは点数になりません。AI と 1 台での 2 人対戦では待ったと再生が使えます。オンラインルームで同期したあとは、一方だけ手を戻せません。

盤が埋まる必要はありません。黒に合法手がなく、白にもなければ、その場で終わります。逆に、一方にまだ合法手があれば、もう一方がパスした直後でも対局は続きます。

よくある質問

これはチェッカーと同じゲームですか?

違います。チェッカーは濃いマスを斜めに進み、跳び越えて取ります。リバーシは空きマスへ置き、挟んだ石を返します。盤の見た目は似ていても、規則は別物です。

空きをタップしたのに置けないのはなぜですか?

その空きは相手の石を挟んでいません。先に点のついたマスを探してください。点が一つもなければ、パスを押します。

終局では 64 マスを必ず埋める必要がありますか?

いいえ。双方に合法手がなければ、空きが残っていても、その場で数えて終わります。

1 手で横・縦・斜めを同時に返せますか?

できます。打ったあと 8 方向を別々に見ます。「新しい石—続く相手石—自分の石」で閉じた方向は、あいだの石がすべて返ります。

合法手があるときに、自分からパスできますか?

できません。パスは戦略ボタンではなく、合法手が一つもないときの強制処理です。点のついた空きが残っているなら、そのどれかに打つ必要があります。

リバーシとオセロは違いますか?

規則はほぼ同じです。オセロは中央 4 石を交差に固定した形で、今日の大会もこの打ち方です。初期のリバーシは、開局 4 石を双方が並べていました。本サイトは固定開局で、オセロの競技規則と同じです。オセロは商標なので、ここではリバーシと呼びます。

一方の石がすべて返されたらどうなりますか?

対局はただちに終わります。石を失った側は盤上に石がなく、双方とも挟めなくなります。残った石の側が、数えの規則で勝ちます。

一度返した石は、また返せますか?

返せます。石に「確定」の印はありません。再び挟まれれば色が変わり、同じ石が 1 局で何度も返ることがあります。角を取り、そこから連なって相手がもう挟めない石だけが安定します。

終局に空きが残ったら、空きは誰のものですか?

本サイトの数えでは、空きはどちらにも入りません。盤上の黒と白の枚数だけを比べます。公式戦では空きを勝者に足すこともあります。比分の大きさは変わりますが、勝ち負けは変わりません。

引き分けはどう決まりますか?

終局の数えで黒と白が同数なら引き分けです。リバーシに千日手や手数制限はありません。毎手が石を 1 枚増やすので、長くても 60 手で終わります。